カルティエ、時の結晶@国立新美術館

  • 2019.11.05 Tuesday
  • 10:00

JUGEMテーマ:美術鑑賞

 

カルティエ、時の結晶を 国立新美術館で見てきました。

 

宝飾の展示では、アートオブブルガリ という展示を2015年に東京国立博物館の表敬館で見ています。

2014年には、見逃していますが同じ表敬館でエルメスの展示もしていました。

 

表敬館という建物は明治42年に当時の皇太子(大正天皇)のご成婚を記念して作られました。

時代の最先端であった洋風建築を代表する建物として、重要文化財にも指定されている、レトロで味わいのある建物です。

入口の壮麗さに比べて、意外に内部は狭い印象ですが、入ったところのモザイクの床や、半らせんを描く階段がとても素敵でよくテレビ、映画撮影で使われています。

 

そういった雰囲気のある建物でしたので、ブルガリは建物、内装に沿った形での展示だったように思います。

 

国立新美術館は貸会場としてとてもシンプルかつ現代的。と言えばいい感じですが、はっきり言えばそっけなくて味わいのない壁と天井をしています。

 

その国立新美術館での展示を、ハイジュエリーの老舗、カルティエはどう見せて、魅せてくれるか?楽しみにしていました。

 

 

入場した最初は真っ暗な空間の中に、12か所の円柱の柱があり、その中にミステリークロックと呼ばれる、不思議で美しい時計が並べられていました。

針が、閉じ込められた水晶の中で浮かんているように見えます。

今なら、ガラスにデジタルな画像が浮かんているのは見慣れた情景なので、あまり違和感はありませんが、古いものは1920年代に作成されていますので、当時は本当に驚きをもって迎えられたことと思います。

時計の制作からカルティエの歴史が始まったことを印象づけるオープニングスペースでした。

 

そこから先は、3章に分かれて色、素材、技法、フォルム、デザイン、そして好奇心という流れで美しい宝石が所狭しと並べられていました。

また、今回は、新素材研究所 / 杉本博司+榊田倫之が会場構成を手掛けているということで、日本の伝統的な木、石、が什器として使用されていて、新鮮でした。

首から上のネックレスを飾るためのトルソーは、日本の杉を使っていたり、古美術といえそうな古い木材を台に使用など。

また大谷石を組み合わせた展示ボックスは、趣がありとても美しかったです。

 

 

こういった高級宝飾はほとんどがオーダーメイドでしょうから、いったいどういった人が身に着けるのでしょうか。

 

こちらは、写真を撮ってもよいスペースに作られた専用什器。

未来の乗り物のようなイメージでした。

 

宝石を身に着けたいという欲求はあまり持っていないのですが、やはり美しいものは美しい。

ため息をつきつつの鑑賞となりました。

 

国立新美術館での展示は12/16まで。

日展と同時開催の時期がありますので、お時間のある方は一緒にどうぞ!

 

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM